2月から月1回で始まった、
手縫いの革小物講座@ヨークカルチャー上尾。
本日は、第2回レッスンで、しっかり「手縫い」に取り組みました。
さて、手縫いの際にはほぼ必須と言える、アレ。
やっぱり人数分用意すべきよね、ということで、直前に急いで集中して作りました!
手縫いにはこれ!ウマ!(レーシングポニー)
ウマ、とは、レーシングポニーとか、スティッチングツリーとかも呼ばれる、
手縫いの時に革をタテに保持するためのもの。
これがあるのとないのとでは、縫いやすさがかなり違います。
もちろん、自分が使う用の1台しか持っていなかったため、
レッスン用にどどんと作ることにしました。4台!
もちろん、買うこともできます。
が。
この単純な造りが好きなのよね。で、作ろう!
(もちろん、安く上がるしね^^;)
ウマ作りの流れ
①木材を準備します。
木材パーツは4つ。
下の板、ウデ2本、ウデの間のブロック1つ。
ウデ2本は、先端がなだらかに細くなるよう、削ります。
木材は、ゆがみなどが出にくい集積材を使用しました。
すべてホームセンターの木材加工担当のおじさまと相談して、やってもらっちゃいました^^
(ホーマック上尾店のマイスター工房のおじさま、最高です!!)
②木材に組み立て用の下穴をあける。
台になる板に、ブロックを付け、
そのブロックにウデ2本をネジでつける、という単純な造り。
台の板とブロック、腕の下部に下穴をあけておきます。
③ウデとブロックの間に緩衝材をつける
ウデの下部分とブロックの木材同士が戦わないよう、
ブロックのカドに当たりそうなところには、床革を重ねたものを貼り、
ブロックの側面に当たりそうなところには、ゴムを付けています。
ゴム、は、ホームセンター内を徘徊してこれにしました。
大きさも厚みもちょうどよいものが見つかってよかった♪
④台の板とブロック、ブロックとウデをつける
台の板とブロックは、しっかりネジどめ。
ブロックとウデは、余裕をもってネジどめ。
そうすることによって、うで部分はある程度可動なはず。
ウデを付けるときは、ワッシャーをかませるのをお忘れなく♪
これで大まかな形はできました。
⑤革ベルトを作る
このウマの肝である、革ベルトを作ります。
厚めの革をベルト状に切り出し、輪にします。
この輪っかをウデに通し、
輪っかを下にぐいっと押し込むことによって、
ウデの上部がしっかり締まり、革を挟んで固定することができる、というシステム。
この、「輪っかで締め具合を調節する」というのが
とても単純でわかりやすくて良いのです♪
⑥ウデ上部の内側(革を挟む部分)に保護用の革を貼る
ウデの上部、革を挟む部分に、キズ防止用の革を貼っておきます。
今回は、床革とヌメ革を使いました。
出来上がり♪
というわけで、手縫いレッスンの前に無事、
人数分のウマを用意することができました。ヨカッタ。。。
ちなみに、手縫いの最初の課題はこちらでした。
これからじっくり手縫いやっていきましょう~!