母子手帳を交付されたら、
大切なものだから、入れておくケースが欲しいな~!
と、本腰を入れて探し始める方が多いのではないでしょうか?
母子手帳ケースって、母子手帳を入れるのが目的なので、
妊娠でもしない限り、なかなか目につかない(目に入ってこない)アイテムですよね。
プレママグッズのお店に行ったり、
ネットで検索したり、と
必要になって初めて探し始めます。
で、mikiri leather works の【一緒に育つ母子手帳ケース】も、
(こんなにひっそり販売しているにもかかわらず)
ネットで検索し、発見してくださり、オーダーいただいています。
【一緒に育つ母子手帳ケース】は、
職人さんが一枚一枚、時間をかけて丁寧に鞣した、タンニン鞣し革を使用し、
ひとつずつ、一針一針手縫いで製作しています。
オーダーしてくださる方は、
もともと革小物が大好きで、母子手帳ケースももちろん革!という方も多いですが、
これを機に、革を使ってみる!というかたももちろんたくさんいらっしゃいます。
なぜ、革なんでしょう?
革、特にタンニン鞣し革は、
使うことで、色や手触り、形などに変化が起こります。
色は、より落ち着いた深い色に、
手触りは、つるつるに、
形は、中に入っているものにあった形に、
どんどん変化していきます。
これを「経年変化」と呼び、
タンニン鞣し革を愛用する方のこだわりの部分でもあります。
使うことは汚れることではないんです。
使ったこと、時を過ごしたことが、革に刻まれていくんです。
使い方によって、革は変化します。
ですので、世界に二つと同じものはありません。
「商品」として手元に届いてから、
使う人が、時間をかけて、自分の唯一無二のモノに仕上げていきます。
その過程は、子育てにも似ていると思いませんか?
赤ちゃんとしてこどもが生まれてきて、
時間をかけて、一人一人、唯一無二の存在に育っていく。
そんな時間を共有できれば、と思っています。
タンニン鞣し革は、確かに、キズなどもつきやすいです。
水濡れなど、気にしないといけないこともあります。
でも、そのキズですら、思い出として刻まれるのではないかと思うのです。
あの頃は、毎日が大変で、常になんだか急いでいてキズをつけちゃったな~、
とか、
土砂降りの中、子供をかかえて病院に飛び込んだ時に水シミをつけちゃったな~、
とか。
それはそれでいい。そう思います。
そんな「時」が刻まれた母子手帳ケースを、
お子さんが成人した時に、
たくさん書き込みのある母子手帳を入れて、本人にプレゼントする。
その後は、お子さん自身が、
通帳入れやお薬手帳入れとして使い継いでくれたら・・・!
そんな使い方をご提案しております。