【mikiri leather works】カシウラリカコ プロフィール

大阪外国語大学スペイン語学科卒。

大学時代に1年間休学して中米を旅し、その後、青年海外協力隊でグァテマラに2年とメキシコに10か月派遣。協力隊時、現地の女性たちが糸を紡いで作る色彩豊かな綿織物や手作りの工芸品に心惹かれる。

帰国後、大学院の修士課程を修了。国際協力関連団体に入社し、結婚。

幼少から趣味でハンドメイド作品を作っていたが、在職中に人が手作りしないものを作ってみたいと、革鞄を作る教室に通い始める。

本格派の革鞄工房が主催する教室では、革の裁断から縫いなど全て手作業。

買うものだった革鞄が、自分の手で形になる面白さに目覚める。

大学入学前に買った革のポシェットが、年月を経て色が変化し、愛着が深まっていったこと、新しいことを始める時のお守り替わりになったことから、いつか「持ち主のはじめの一歩を応援する」革鞄を作りたいと決意。

その後、二児の出産を経て、2014年10月、革鞄や革小物販売の「mikiri leather works」をスタート。

母子手帳ケースをはじめ、相手想い名刺入れや、全て革でできたクリアじゃないクリアファイルなどをラインナップ。30、40代の働く女性の支持を得ている。

メイン商品の『一緒に育つ母子手帳ケース』は、「職場でも自然な形で使える」と産育休前の働く女性や男性パートナーに人気。革や糸の色、ボタンなどが選べるセミオーダー制。

ひと針ひと針丁寧に縫い上げる商品に、購入者からは「市販品にはない自分オリジナルの品に出会える」という声を多くいただいている。

自作の革製品が購入者家族の生活の中に溶け込み、子供の思い出の中のアイテムのひとつとして引き継がれていくことを願う。

息子のランドセル作製にチャレンジし、入学式前夜に徹夜で完成。

趣味は家族でのキャンプ。