「革でかばんや小物を作っています」
「え~!どんなの作ってるの?」
「このかばんも作ったんですよ」
「え~!これ、ミシンで縫うの?」
「いえ、手縫いです!」
「え~!手でこんなにきれいに縫えるの??」

ちょくちょくこんな会話が繰り広げられます。
いえいえ、自慢じゃなくって!
目を揃えて縫うのは、実はそんなに難しくありません。
なぜなら。
皆さん、「手縫い」というと、針と糸で布を縫うイメージが湧いてくるかと思いますが、
革の手縫いはそれとは違います。
なんといっても、縫う前に縫い目のガイドライン(縫い目の穴)をつけておくからです。
なので、目の大小ができたり、激しくガッタガッタになることはあまりありません。
もちろん、ごくわずかに目の大きさが違ったり(いろいろ調整しますからね)ということはありますが。
そして、裏返してみるとガタガタしちゃってる~!ということもありますが。

革を手縫いするときは、糸の両端に針をつけます。
つまり、糸1本に針2本です。
「目打ち」という道具を使ってあらかじめあけておいたガイドラインに沿って、
菱キリという、刃の断面がひし形になった「キリ」で一目一目貫通させながら縫っていきます。
革の手縫い

「レーシングポニー(別名 ウマ)」を使って、
革を立てた状態にすると非常に縫いやすいです。
(画像右下の木の部分がウマです)

縫うのは、基本的に奥から手前に向かって。
画像のもっと左側に私がいる、という状況です。
利き手側が表になるようにしています。
画像左側にはうっすらガイドラインの穴が見えていますね。
それに沿って一目一目、一針一針。

この作業がたまりません。

とはいえ、革のものを作るうえで、手縫いの工程はほんのごくわずか。
縫う前の準備がほとんどです。
だからこそ、作業の集大成として「縫う」ということが楽しいのかも。

今日はさわりだけでしたが、「縫う」についてはまた改めてご紹介しますね♪

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